ページ番号1093385 更新日 令和6年8月16日
厳しい残暑が続いており、屋内でも熱中症の危険性があります。熱中症の正しい知識を持ち、体調の変化に気を付けるとともに、周囲の人にも気を配り、みんなで熱中症を予防しましょう。
高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。しっかり予防して、暑い季節を元気に過ごしましょう。
暑さや水分不足に対する感覚機能や体の調整機能が低下するため熱中症になりやすく、症状が重症化しやすい傾向があります。また、暑さや喉の渇きを感じにくく脱水症状が進んでも気づかないことがあります。
水分を摂るときにむせやすい場合は、口の中の乾燥・唾液の分泌量の減少・舌や口の周りの筋肉の衰え等が考えられます。口の機能をアップする体操をお勧めします。むせや誤嚥(ごえん)の予防はもちろん、健康維持にもつながります。
汗が出にくい方、体調が優れないときに自分から不調を伝えにくい方もいます。
障害のある方に向けて、それぞれの障害に応じた熱中症対策をわかりやすくまとめたリーフレットはこちらのホームページをご覧ください。
体温の調節能力が十分に発達していないことに加え、大人よりも地面からの熱の影響を受けやすいです。
子どもは知らず知らずのうちに熱中症になっていることがあります。大人との違い、子どもが抱える熱中症のリスク、子どもの特徴や行動を把握して、予防・対策をとりましょう。
室内環境の調整:室温を小まめに確認し、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。湿度が高いと更にリスクが高くなるため、除湿も効果的です。
水分の補給:室内でも屋外でも、喉が渇く前に小まめに水分補給をしましょう。
急に暑くなる日は注意:急に暑くなった日は、体がまだ暑さに慣れていないため、熱中症を起こしやすくなります。無理をせず徐々に暑さに慣れるようにしましょう。
外出時の対策:日傘や帽子を使い、小まめに休憩しましょう。
体力づくり・健康観察:日頃から栄養バランスの良い食事や運動で体力づくりを心掛けましょう。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。病み上がりや寝不足など体調が万全でない時は、無理な運動は控えてください。
夏の暑い時期は外に出て体を動かすことが難しく運動不足になりがちです。家の中でも隙間時間に運動して「熱中症に負けない」「夏バテしない」体をつくりましょう。
【ラジオ体操】
ラジオ体操は全身を使ってさまざまな動きをするため、脂肪燃焼、筋力アップ、血行促進などの効果があります。全国から投稿された楽しい動画を見ながら一緒にラジオ体操しませんか。
【フィットネス】
子どもや高齢の方を中心に、ご自宅等で気軽に楽しめるフィットネス動画を見ながら、「親子で」「仲間と一緒に」「一人で」楽しみながら健康増進を目指しましょう。
【すぎなみはつらつ体操】
区の理学療法士が高齢者の体力低下の予防のために「すぎなみはつらつ体操」を考案しました。家の中でできる体操です。
熱中症に負けない体づくりのためにも1日3回の食事を大切に、夏が旬の野菜や果物をたっぷり食べて、より元気で楽しく充実した毎日をすごしましょう。
夏場には、寝室の温度が28℃以下、湿度40〜60%程度が適当な睡眠環境とされています。これに近い環境になるように、上手にエアコンなどを使いましょう。以下のサイトでは、よい睡眠がとれるコツがたくさん紹介されています。
YouTube杉並区公式チャンネル「すぎなみスタイル 令和4年7月15日号 熱中症に気を付けよう!知っておきたい予防法と対処法」で、熱中症予防のポイントや熱中症の対処法などを、保健師が映像でわかりやすくお伝えしています。なお、令和4年に作成した動画のため「熱中症警戒アラート」「涼み処」の運用が変更となっている点をご了承ください。
熱中症予防に関する情報は、環境省の「熱中症予防情報サイト」や厚生労働省の「熱中症予防のための情報・資料サイト」をご覧ください。
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