ページ番号1096949 更新日 令和6年11月15日
イベントカテゴリ: 音楽
日本における音楽評論家の草分け的存在で、ラジオ番組「話の泉」の出演で人気を博した大田黒 元雄(おおたぐろ もとお)。現在、大田黒公園として親しまれている大田黒邸は、もとは三井銀行小樽支店長などを務めた二宮 峰雄(にのみや みねお)の邸宅で、大田黒 元雄が昭和8年(1933)年に土地を購入、大森山王(現 大田区山王)から荻窪に移住しました。大田黒元雄が仕事場としていた園内のベンガラ色の建物は、現在記念館となっており、生前愛用した1900年製スタインウェイが大切に保存され、年に数回開催されるピアノコンサートで実際に使われています。このような貴重なピアノが今も現役で活躍できているのは、今から十数年前、このピアノが楽器としての役割を終えようとしていたとき、杉並区阿佐谷在住のピアニストで文筆家の青柳いづみこさんが平成20年(2008年)に立ち上げた「大田黒公園のピアノを守る会」の活動があったからでした。
大田黒邸と同じく、「別荘地荻窪」における貴顕なる人々の邸宅のひとつであった荻外荘(てきがいそう)。この冬、その完成を記念して、大田黒公園記念館で、青柳いづみこさんのピアノコンサートを開催します。特別な絆で結ばれた「大田黒のピアノ」といづみこさんが奏でる美しい音色をぜひお楽しみください。
令和6年12月22日(日曜日)
第一部 午後1時開演(0時30分開場)
第二部 午後3時開演(2時30分開場)
第一部、第二部は同じ内容で、公演時間は60分程度です。
小学生、中学生、高校生、一般、高齢者
どなたでも(就学前のお子さんはご遠慮ください)
大田黒公園 記念館
杉並区荻窪3丁目33番12号 電話:03-3398-5814
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女、 牧神の午後への前奏曲 ほか
大田黒元雄は、大正初期の日本ではなかなか聴くことのできなかったフランスやイギリスの音楽を、自身のピアノで聴かせるサロンコンサート「ピアノの夕べ」を開催していました。今回のコンサートでは、大正4年(1915年)12月の第1回「ピアノの夕べ」の演奏リストからいづみこさんが選んだ曲目をお楽しみいただきます。
令和6年11月30日(土曜日)
必要
電話またはEメールで、11月15日(金曜日)午前9時から、大田黒公園管理事務所(電話:03-3398-5814、Eメール:santeien@toraya-group.co.jp)へお申し込みください。
Eメールの場合は、「イベント名・希望開始時間(午後1時または午後3時)、〒・住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、Eメールアドレス」をご記入ください。
申し込み締め切りは、11月30日(土曜日)午後5時です。
各回40名(申し込み多数の場合抽選)
各3,000円
大田黒公園管理事務所 電話:03-3398-5814
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